はじめまして。
おっとり・のんびり投資家の「ヨウタロウ」です。
弟分のりすの「リータロウ」です。
よろしくお願いします。
将来のために資産運用を考えている皆さんの「成功への架け橋」になれればと思い、このブログを始めました。
ここでは、簡単な自己紹介をさせていただきます。
僕はごく普通に会社勤めをしているどこにでもいるサラリーマンです。
毎日、せわしなくバタバタと仕事をしています。
なんで毎日こんなに忙しいの~!?って思いながら仕事をこなす日々。
性格は真面目でのんびり屋ですが、ハマるとコツコツ頑張り続けるタイプかな。
世間では個性的で注目を浴びるトレーダーさんが目立ちますが、自分のように目立たなくてもコツコツ堅実に稼げている投資家さんもたくさんいます。
むしろそっちの方が多数派かもしれませんね。
それでは、ヨウタロウの資産運用の歴史へご招待。
ヨウタロウが株式投資を始めたきっかけ
僕が株式投資をはじめたきっかけは、単純に銀行に預けていても利子がほとんど付かないから。
僕が小学生ぐらいの頃、子供心に、銀行にお金を預けておくと金利が付いて増えていくものと思っていました。
1990年の郵便定期預金1年物は6%の金利が付いていたそうです。
皆さん、信じられますか? 6%ですよ。
100万円を定期預金にしたら、翌年106万円になっています。500万円なら翌年530万円です。
こんなに預金金利が付くなら、わざわざ資産運用なんて考えなくてもいいですよね。
預けておくだけ良い。
僕も社会人になって、人並みに貯金がたまって来たと思ったら、金利が付かない。
ヨウタロウ兄ちゃん、せっかくお金貯めてきたのに、残念だったね。
今は、ネット銀行の金利の良いところでも0.1~0.3%ぐらいですよね。
時間外でATMを使って手数料を取られてしまったら、貯金が減ってしまう時代です。
そんな時代背景が手伝って、株式投資をはじめてみました。
僕にもあったwビギナーズラック
僕が最初の株式取引で買った銘柄は「協和発酵(今は協和発酵キリン)」。
たしか新聞か何かの媒体でこの会社を目にして、なんか良さそうだな~という直感だけで購入しました。
5日後に売却し、3万円ぐらい利確、このまま行くと毎月5万円の利益は固くて、年間60万円の利益は楽勝だな~、なんだ簡単じゃん、とハイテンション。
その後も3回目ぐらいの取引までは少額ながら利益が取れていました。
ヨウタロウはセンスあるな~
なんて喜んでいたのですが、単なるビギナーズラック(笑)
4回目あたりの取引で買った銘柄が翌日からズルズルと下げ始め、あっと言う間に、今までの利益を食いつぶし、いとも簡単にトータルの損益がマイナスに。
その後も、あまりうまくいかず、みんなが株式投資に手を出さない気持ちが少しわかった気がした時期でした。
リーマンショックで大暴落!相場の厳しさを痛感
そんな憂鬱な気持ちでいる内にリーマンショック(2008年)が訪れ、悲惨な状態が加速。
そしてギリシャ債務危機に端を発したヨーロッパ金融不安。
当時のギリシャは国民の4人に1人が公務員でしかも手厚い保護を受けていたと言われていました。
また、ギリシャの年金支給開始年齢が55歳だったとのこと。
「ウソでしょ~!なんでそんなのんびりしている国の債務危機のために僕の大事な株が暴落しなくちゃいけないんだ~!」とのんびり屋の僕もさすがにかなり憤慨しました(笑)
さらに追い打ちをかけるように大量に保有していた半導体関連の会社が上場廃止になり、700万円が紙切れに。
この銘柄は信用買いでレバレッジをかけていました。
この会社の業績が良くなかったのは知っていたのですが、国の機関も出資していたので政府が救済すると安易に思っていたのです。
当時のことは今でも忘れられません。
朝、いつものように出勤し、今日も頑張るかな~っと気合いを入れようとしていた矢先、ネットニュースを見ていた同僚からひと言。
「ヨウタロウが保有している株の会社が会社更生法申請したってニュース出てるよ」
「え~~~~!」
頭の中が一瞬にして真っ白になりました。撃沈。
人生が終わった気がしました。
この日はなんとか仕事を無事にこなしましたが、心ここにあらずの状態でした。
ヨウタロウ兄ちゃん、随分、損したね。
こんな経緯を書くと皆さんはやっぱり投資は「危険だ!やめとこっ」と思っちゃいますよね。
でも、僕が痛い目にあった理由は、ほどんど勉強もせず、自分の稚拙な感覚だけで株を売買していたからなんですよね。
今から思うと、なんで大事なお金を投資するのに勉強もせずに始めたんだろうと思います。
逆境の中、決意を新たに猛勉強
保有していた銘柄が上場廃止になった時、さすがにショックでしたが、絶対取り戻してやると決意しました。
株式投資に対する投資哲学、株価チャート分析、ファンダメンタル関係の本を購入し夢中で読みました。
そして、50歳までに億トレーダーになるとの目標をたてました。
よく株式投資を止めようと思わなかったね。
意外としつこい性格なんだよね(笑)
リーマンショックはアメリカ発。その原因もアメリカ住宅市場のバブルでした。
アメリカ人はそれまで住宅バブルの恩恵を受けていたかもしれませんが、たいていの日本人は恩恵を受けていなかったので、アメリカがバブっていること気づいている人はほとんどいなかったと思います。
当のアメリカ人も住宅バブルの高揚感に浸って、いつまでも住宅価格上昇の恩恵にあずかれると勘違いしていた人が大半だったようです。
リーマンショックを題材にした映画「マネーショート」を見ていただければ理解が深まるかもしれません。
僕が保有していて上場廃止になった会社も最先端の技術は持っていたのに、リーマンショックを受けての超円高の影響で利益が出せなくなっていました。
アメリカ発なのに、一番苦労した国は日本じゃないかって、個人的には思っています。
自分は真面目に働いていても、世界のどこかでバブルが弾けたり、問題が起こると金融市場を通じて、自分の運用資産はもちろんのこと、給与やボーナスにも影響がでてくることを実感しました。
ですので、資産運用している、していないに関わらず、世界の金融市場で何が起こっているのかという情報には常に敏感になっておく必要はありそうですね。
奏功し運用資産は5,000万円に!
猛勉強の末、業績回復が見込めるのに2008年からの世界同時株安の影響で叩き売られていた銘柄を選別。
それに粘り強く投資し続けました。
日本市場は世界からみて景気敏感株と言われるぐらい、景気が悪い時はどこよりも早く下げますが、その逆もしかりで、景気の底入れ感が出てきたら真っ先に買われてくるだろうと思ったからです。
実際、日経平均のチャート分析では上昇したがっている気配を感じ取っていました。
しかし、当時の政権は景気対策に乏しく、意図していたかはわかりませんがデフレ政策をとっていたことが痛かったです。
これは株式市場にはマイナス。
当時、早く政権変わらないかな~と非常にじれったく感じていたことが思い出されます(笑)。
そんなこともあり、しばらくの間、悪戦苦闘しましたが、いよいよ政権交代の機運を感じた時に、これで行けると確信!
資金管理を再チェックし、追加できる余力資金をプラスαでさらに投資に投入。
その後は思っていた通り、相場は大きく上昇し始め、僕の損益も時を経ず、プラス転換へ。
そして、運用資産が見る間に大きくなっていきました。
現在、僕は元本+αは預金通帳に移し、利益確定した5000万円で投資を継続しています。
ヨウタロウ兄ちゃん、儲かってるんなら、もっと良いクルミ買ってよ。ケチ。
もう少し、儲かってからね。
ちなみに、僕が最初に買った協和発酵(今は協和発酵キリン)の株価は当時の倍になっています。
5日後に利益確定せずに、今も保有していれば100万円の利益。
ん~、株式投資って奥が深いですね。
ヨウタロウがブログで伝えたいこと
僕も色々と失敗をしてきましたが、今では投資をはじめて良かったと思っています。
これから投資をはじめようと考えている方には「始める前に少しは勉強して、少しは情報を仕入れ、少しずつ増やすという点を意識して、長期な視点でゆったり構えて投資する姿勢が大事だ」とアドバイスしたいです。
メディアに出てくる投資家さんやもしかしたら身近でもガンガン稼いでいる人に出会うかもしれません。
でも、焦らず冷静になることが大切です。
はじめてみればわかりますが、短期で利益を追求すると、メンタルのタフさが求めらます。
まずは少しずつが基本だと思います。
何年か経って自分に合った投資スタイルが見つかったら、それに挑戦していけばいいのではないでしょうか。
はい。リータロウも少しずつチャレンジしていきます。
そうそう、僕の趣味は高山植物を見ること。
春から秋にかけて山に登り、あまり人目にふれない小さな高山植物を見つけて鑑賞することが好きです。
そして、大きく深呼吸して自然の空気を取り入れ、リフレッシュする。気持ちいいですよね。
こんなヨウタロウですが、このブログが皆さんの資産運用に少しでも役立つものになれば良いなと考えています。それでは皆さん、一緒に勉強していきましょう。
これからどうぞよろしくお願いいたします!