こんにちは、おっとりだけど、しっかり稼ぐサラリーマン投資家のヨウタロウです。
前回に引き続き、僕が気になっている個別銘柄紹介。
今回は、カタログ通販を手掛ける「スクロール(証券コード:8005)」です。
通販を良く利用している方は、ご存知の会社かもしれませんね。
投資初心者の方は是非、株価の値動きなどを追ってみて勉強の題材にしてくださいね。
それでは行ってみましょう!
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まずは、株式会社スクロールの簡単な会社概要から
株式会社スクロールは業種で言うと「小売業」です。
1939年に浜松市で洋裁所としてスタートし、直接販売などを手掛けて成長。
その後、ランドセル販売や日本生活協同組合との取引なども行い、個人通販の原点とも言える「友の会」を発足。
ダイレクトメールによる販売を展開、業容を拡大してきました。
個人通販用雑貨カタログ「生活雑貨」もスクロールが手掛けています。
2019年3月期の決算でみると売上高は711億円、営業利益17億円、経常利益は14億円、純利益は6億円。
売上高・営業利益は、近年上昇傾向です。
スクロールが初心者におすすめな理由とは?
少額投資w スクロールの株価と配当
2019年11月8日現在のスクロールの株価は343円。
34300円+売買手数料があれば、100株取得できますw
やはり少額で投資できることがこの株の魅力。
そして配当金も年間10円程度(前期5円+後期5円)出る予測なので、配当利回り約3%
リータロウも買いたい。
おこづかいください。
ちょっと過去のチャートを見てみましょう。
上記のチャートは過去10年間を現したものですが、株価の底あたりに緑の線を引いてみました。
過去の株価の底はだいたい230円あたりなので、現在株価の343円から下がったとしてもこの付近で止まる可能性があると考えています。
ですので、今の時点でスクロールに投資してもそんなに含み損は拡大しないかな?!
そんな下値が固いところも初心者には良い銘柄かなという判断です。
スクロール株を保有すると株主優待もつくよw
スクロールには株主優待もあります。
この株主優待券は、株主優待専用カタログやグループ会社の運営するECサイトでの商品購入時に割引として利用可能。
ぼくも400株保有しているので、カタログと共に500円分の優待割引券が届きました。
<グルメライフセレクション>
三ツ星北海道・・・北海道から厳選した「おいしい」を産地直送でお届け
<ヘルス&ビューティーライフセレクション>
木草果花・・・2001年に誕生した日本の自然の力と知恵を届ける自然派化粧品ブランド
Health & Beauty・・・オトナの女性の「健康と美」をテーマにした健康食品と化粧品
豆腐の盛田屋・・・豆乳成分を活かした化粧品
商品としては魅力的なものが多く、特に女性には嬉しいものが多いかも。
ただ、何かを無料で貰えるという優待ではなく、実際に商品を購入し、割引の特典があるよってことですね。
スクロールの商品の良さを株主にも体験してほしいという広告的な意味合いがあるのでしょう。
以前から購入を検討していた商品がカタログにあればラッキーって感じで、僕は配当金だけでも満足かな。
これからのスクロール株価の推移をどう考える?
現在、僕はスクロールを400株を保有(2019年11月8日現在)。
5.7%の含み益だね
9月末の配当権利も取っているので、
300株×5円=1500円の配当金も貰えるはずだよ
僕は9月上旬に300株を買い、さらに配当権利落ちして株価が下落した10月上旬に100株の買い増しを行いました。
では、これから株価の推移はどうなっていくのでしょうか?
上記のチャートは2013年後半から2019年11月現在までのスクロールの株価推移です。
見ていただければ分かるように、スクロールは2018年8月に急上昇しました。
これは、直前に発表された短期決算の内容が非常に良かったためです。
ところがその後、真っ逆さまに急落しています(苦笑)
どうしてこんなに下がったの?
おそらく、その後に発表された「月次の売上高」が前月より下がっていたためだと思われます。
なにもここまで叩き売られなくても良いのではと思いますが。
これからどの辺まで株価は戻すのでしょうか?
チャートの緑〇のところを見てください。ここは、2年前の2017年1月あたりです。
このころの業績は、経常利益が13億円前後、株価は350円ぐらいでした。株価は今と同じ水準(343円)ですね。
ところが、2020年あるいは2021年のスクロールの経常利益は、20億円前後と予想されています。
そう考えると緑〇の時よりも業績が1.5倍になる(予想)のですから、株価も550円ぐらいになるはずですよね?!
1、2年の投資で50%の利益が取れれば、いい投資かなと。
そんなイメージで僕はこの株を購入しています。
ただし、2018年8月の急上昇したところの高い株価で買ってしまった人達の売りが出てくるので、もしかしたら上昇するのに時間がかかるかもしれません。
そこは配当を貰いながらじっくりと行く覚悟です。
スクロールの成長性と懸念事項
スクロールはカタログ通販を主力事業としてきましたが、リアル店舗を展開したり、EC(電子商取引)に力を入れてきています。
いわゆる「複合通販企業」。
最近では豆乳化粧品に代表される「健粧品」いわゆるヘルシー&ビューティ商材なども強化。
また、国内市場からアジアを中心としたグローバル市場にも果敢に挑戦。
時代の変化を見極め、常に手を打っているように感じられます。
新規導入した事業の開拓と伸長が進めば、業績も自ずと伸びていきますよね。
一方で同業のライバル企業は世界を見渡せば、たくさんあります。
堅調な国内通販事業を柱に会社財務を整え、同業ライバルとの差別化をはっきりさせ、競争に打ち勝てるかがポイントになりそうですね。
まとめ
今回も初心者が少額で投資でき、そしてそれほど株価の値下がりを心配しなくてよさそうな銘柄を選びました。
株式投資にも短期、中期、長期の投資があります。
前々回のオリエントコーポレーション(→)、前回のアジアパイルホールディングス(→)、そして今回のスクロールは中期投資として考えています。
短期投資は資金効率という意味では非常に効率がいいですが、初心者が勝つにはなかなかハードルが高い。
一方で長期でほったらかしにしておけば必ず大きな利益が出るというほど、個別銘柄の株式投資は単純ではありません。
常に時代は変化しているのですから。
今回は3年前後で50%程度の利益確定が期待できそうな銘柄。
海外事業に手を打っていて、数年の内にその効果が業績に現れてきそうな企業。
そして、株価に割安感がある。
そんな視点で選んでみました。
投資初心者の方に参考になればいいのですがw
(NISA、イデコ、投信工房、PayPay証券、ロボアドの運用成績も公開しています! → )
証券口座開設は少額取引の手数料が安い、松井証券やSBI証券がおすすめです
※この記事は、筆者の主観的な感想で当該株式銘柄の購入を必ずしもおすすめすることではありません。株式投資にあたっての最終判断は自己責任でお願い致します。