【口コミ 評判】Paypay証券で儲かるか?  検証中 (+17.6%)

閲覧いただき、ありがとうございます。

サラリーマン投資家のヨウタロウと言います。

投資家と言っても、お小遣い稼ぎ程度にゆる~くやっています。

それでも、2007年夏からはじめて15年で利益が5,000万円程度になりました。税引き前だと、ざっくり6,000万円の利益となります。

ここでは、投資初心者の方に参考になればと思い、PayPay証券を用いた個別株 少額投資についての評価結果を紹介しています。

このPayPay証券での成績は3年8ケ月経過して、プラス 17.6%です。

それでは、詳しく見ていきましょう!

 

初心者にもできる投資戦略&少額投資で運用

この運用開始は2019年8月19日。 運用開始から3年8ヶ月が経ち、投資金額は135,000円となっています。

 

PayPay証券での投資戦略を以下のように設定しています。

 

PayPay証券での投資戦略

・毎月20日前後に3銘柄を選んで1000円ずつ投資

 

・6ヶ月かけて18銘柄を選択(2020年1月で選定済み)

 

・その後は、選択した銘柄順に同じ循環で月3銘柄に1000円ずつ追加投資

 

・3000円×12ヶ月で、年間36,000円の投資

 

・これを5年以上継続していく長期運用(投資金額は5年間で18万円)

 

勝敗ラインは5年後に22万円以上になっているか(年率8%以上で運用できるか)

 

この運用は初心者の方でも迷わずシンプルにできるように、購入のタイミング、銘柄数、投資金額をあらかじめ決めて、試しています。

 

相場環境が変動しても右往左往せず、淡々と積み立て投資!

 

もちろん、コロナ感染拡大による2020年3月の超下落相場でも、決めた順番通りに淡々と積み立て投資をしていました。

 

ちなみに、運用成績は目標の年率8%プラス相当を達成しています。

 

期間 累計投資額 年率8%目標額 評価額 利益率 目標達成
1年目 36,000円 38,880円 40,021円 11.2%
2年目 72,000円 80,870円 89,630円 24.5%
3年目 108,000円 126,220円 126,831円 17.4%
4年目 144,000円 175,198円
5年目 180,000円 228,093円

 

年率 8% って、簡単そうに思ってしまう方がいるかもしれませんが、何年間も続けて年率 8%を達成するのはかなり難しいです。

 

実際に僕も数千万円で資産運用していますが、継続的にプラス 8% の利益を出すことはできていません。

 

果たして、PayPay証券運用の4年目はどうなるか?!

 

2023年4月に積立て購入した銘柄

2020年1月で日本株9銘柄、米国株9銘柄の選定を終え、2020年2月からは積立て購入するサイクルに入っています。

 

4月に積立購入した銘柄はニトリ(日本株)、アマゾン、モンデリーズ3M(米国株)

 

 

ヨウタロウ

ちなみに積立購入する順番は以下のようになっています。

 

順番 日本株 米国株
1月・7月 日本オラクル、信越化学 3M
2月・8月 キーエンス マイクロソフト、P&G
3月・9月 ローム、伊藤忠 アドビ
4月・10月 ニトリ アマゾン、モンデリーズ
5月・11月 花王、日本電産 シスコ システムズ
6月・12月 塩野義製薬 アルファベット、J&J

 

 

積立購入する日は、20日前後。20日ときっちり決めてしまうとかえってしんどいので、この辺はアバウトでやっています。

 

 

 

もちろん、同じ銘柄に積み立て投資をするのではなくて、その月に気になった企業や割安になっている別の銘柄に新規投資するのもありだと思いますし、その方が楽しいかもしれません。

 

ただ、ここではそういう企業分析に時間をかけなくても、利益を出すことができるのかを試しています。投資初心者の方目線でのトライアルです。

 

果たして、このPayPay証券を活用した資産運用はうまく行くのか?

 

 

松井証券

 

配当金について

 

リータロウリータロウ

4月も配当もらえたのかな?

 

4月は日本株の方では、配当金がありませんでした。

 

米国株の方では、「モンデリーズ」から39円、「シスコシステムズ」から50円の配当金が出ています。

 

ということで、4月の配当金の合計は89円でした。

 

これまでの配当金の累計は以下のようになっています。

 

銘柄 配当金額
花王 226円
ニトリ 70円
日本電産 67円
キーエンス 66円
伊藤忠商事 444円
塩野義製薬 158円
ローム 245円
信越化学工業 211円
日本オラクル 308円
配当金合計 1,795円

 

銘柄 配当金額
モンデリーズ 293円
シスコ システムズ 385円
P&G 311円
J&J 298円
マイクロソフト 158円
3M 357円
アドビ 0円
アマゾン 0円
アルファベット 0円
配当金合計 1,802円

 

日本株の方では、伊藤忠商事や日本オラクルが多めの配当を出してますね。

 

リータロウリータロウ

米国株では、P&Gやシスコシステムズなど配当をしっかり出す企業と全く出さない企業があるね

 

ヨウタロウ

そうだね。

 

アマゾンやアルファベットのような新興企業は配当を出すより、成長分野にお金をまわし、商品シェアや収益基盤をしっかり確保することに注力します。一方で大きな成長は期待できないが、そこそこ安定的な収益基盤ができた企業は配当を手厚くすることで株主に魅力を与えようとします。

 

2023年4月末までの3年8ヶ月で合計135,000円投資して配当金は3,597円。

 

日本の銀行に数百万円を貯金していても年間の利子は数十円。おそらく、135,000円を銀行に貯金しても利子は1円もついていないと思います。そう考えると3,597円の配当金はかなりお得ですね。

 

でも株価が下がると、もらった配当金以上に損失を被ることがあります。実際にどうなるか検証してみるのもこのブログの目的です。

 

2023年4月末の運用結果と損益率(運用期間:3年8ヶ月)

それでは、4月の運用成績を見ていきましょう。

 

 

ヨウタロウ

まずは日本株の成績から

 

<2023年 4月末>

 

リータロウリータロウ

2023年4月末の損益率を表にまとめました

 

 

「伊藤忠商事」プラス53.2%とすこぶる好調です。アメリカの著名投資家ウォーレンバフェット氏の日本の総合商社への肯定的な発言が株価にプラスに働いているようです。僕は2016年から伊藤忠商事の株を保有しているので、3倍近くになっています。しかし、伊藤忠商事は中国でのビジネス展開も大きいので、この先の中国の景気減速には注意が必要かもしれません。

 

それと、キーエンスのような設備投資関連や信越化学の半導体関連の銘柄が比較的好調な株価を維持しています。

 

一方で、花王、日本電産はダメですね。両社とも期待して選択したのですが。。。

 

日本株の2023年4月末での成績は、プラス 12.2

 

 

ヨウタロウ

2021年10月にプラス 25.2%の評価益がありましたが、1年後の2022年9月にはマイナス 2.7%と評価損に。今は持ち直してきてますね。ひと安心。

 

 

リータロウリータロウ

次に米国株です

 

<2023年 4月末>

 

 

 

米国株式市場はコロナ禍でも好調な株価を形成していて、2021年12月にはプラス 44.1%の評価益を生んでくれていました。しかし、そこから大きな下落に見舞われまた。

 

現在は、少し持ち直していますね。

 

当初から「アマゾン」には期待していました。しかし、昨今の人件費上昇などのコスト増が業績に響いているようで、期待していた程の株価の上昇にはなっておりません。

 

面白いのが、老舗の企業である「3M」と「モンテリーズ」で株価の明暗が分かれていること。

 

ご存じの方も多いと思いますが、「3M」は産業用品から文具用品まで幅広い製品を作っている会社です。「モンテリーズ」はお菓子を製造している会社。どちらも多くの人々が昔から利用している商品を展開しています。お菓子を作りより、産業用品を製造するようが難しく利益率も高いように思いますが、株価は圧倒的に「モンテリーズ」の方が良いです。ビジネスはそう単純ではないようですね。

 

米株の方は、「3M」以外はプラスの評価益。こうみると、日本の個別株を選択するより、アメリカの個別株を買うほうが「分が良い」のかもしれません。ドル/円の為替も評価損益に影響するので一概には言えませんが。色々、考えされられます。

 

米国株の2023年4月末での成績は、プラス 22.9%

 

日本株の損益が8,158に対して、米国株は15,543円と約2倍の差が開いています。もちろん、銘柄選択の影響もありますが、2倍も利益に差がでているのを目の当たりにすると、アメリカ企業株価の強さを実感してしまいます。

 

 

リータロウリータロウ

日本株と米国株の合計の結果は以下ようになりました(配当込みです)。

 

<トータル>

 損益額:+ 23,701円 

評価損益率:+ 17.6%

 

 

リータロウリータロウ

日本株が米国株の足を引っ張ってしまった感じです

 

PayPay証券での資産運用状況を受けての所感

 

ヨウタロウ

運用当初からの月別損益率をグラフにしてみました。

 

 

これまで各国の中央銀行はコロナ禍対策として金融緩和を行い、大量のお金を供給してきましたが、その副作用として昨年から高インフレ化が問題となってきました。そのため、アメリカの中央銀行にあたるFRBは緩和的な政策から引き締める政策へ舵を切り始めました。

 

すると、今まで順調だった株価がウソのように下落。上記のグラフの2021年12月末から急激に下がっている通りです。

 

このPayPay証券での資産運用も2021年12月は過去最高のプラス 34.0%まで評価益を伸ばしましたが、プラス 7.3%と一気に評価益が減ってしまいました。

 

現在は各国の株価は持ち直して来ていますが、最近ではアメリカで地方銀行の倒産の話がチラホラと出てきています。

 

また、ロシアによるウクライナ侵攻も長引いており、世界経済に悪影響を及ぼしています。

 

さらに、世界の工場と言われる中国も不動産バブル、米中対立、若者失業率高止まりなど不安要素を抱えています。

 

こうなると、「株式投資ってやっぱり危ないんじゃないの?」って疑問が生じ始めます。これまで、世界の株式市場は短期的な調整がいくども発生しながらも、結果的には右肩上がりの株価トレンドとなってきました。

 

それが、今後も続くのか?

 

ですが、このPayPay証券での資産運用はコツコツ少額投資なので、毎月きちっと積み立て投資していきますよ!

 

引き続き、検証していきますね!

 

PayPay証券の手数料が気になる方は、こちらの記事を

 

 

リータロウリータロウ

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