こんにちは、おっとりだけど、しっかり稼ぐサラリーマン投資家のヨウタロウです。
梅雨空が見られるようになった今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
僕は自転車通勤をしているので、晴れた日は気持ちが良いのですが、やはり、この時期は雨が多いので少し憂鬱になります。
でもこの時期の雨って、植物をぐんぐんと成長させてくれる気もしています。家庭菜園の話ですが(笑)。
ほどよく日差しがあって、ほどよく雨が降ってほしいですね。
それでは、2021年5月のPayPay証券の成績を公開していきますね。
( NISA、イデコ、投信工房、ロボアドの運用成績も公開しています! )
初心者にもできる投資戦略&少額投資で運用
運用開始は2019年8月19日。 運用開始から1年9ヶ月が経ち、投資金額は66,000円。
PayPay証券(ワンタップバイ)投資として2年目に突入しています。
PayPay証券での投資戦略を以下のように設定しています。
・毎月20日前後に3銘柄を選んで1000円ずつ投資
・6ヶ月かけて18銘柄を選択(2020年1月で選定済み)
・その後は、選択した銘柄順に同じ循環で月3銘柄に1000円ずつ追加投資
・3000円×12ヶ月で、年間36,000円の投資
・これを5年以上継続していく長期運用(投資金額は5年間で18万円)
★勝敗ラインは5年後に22万円以上になっているか(年率8%以上で運用できるか)
この運用は初心者の方でも迷わずシンプルにできるように、購入のタイミング、銘柄数、投資金額をあらかじめ決めて、試しています。
相場環境が変動しても右往左往せず、淡々と積み立て投資!
もちろん、コロナ感染拡大による超下落相場でも、決めた順番通りに淡々と積み立て投資をしていました。
ちなみに、1年目の運用成績は、ブラス 11.2%(配当込み)でしたので、目標の8%をクリアしました。
果たして、2年目はどうか?!
2021年5月に積立て購入した銘柄
2020年1月で日本株9銘柄、米国株9銘柄の選定を終え、2020年2月からは積立て購入するサイクルに入りました。
今回、積立購入した銘柄は花王(日本株)、日本電産(日本株)、シスコシステムズ(米国株)。
ちなみに積立購入する順番は以下のようになっています。
順番 | 日本株 | 米国株 |
1月・7月 | 日本オラクル、信越化学 | 3M |
2月・8月 | キーエンス | マイクロソフト、P&G |
3月・9月 | ローム、伊藤忠 | アドビ |
4月・10月 | ニトリ | アマゾン、モンデリーズ |
5月・11月 | 花王、日本電産 | シスコ システムズ |
6月・12月 | 塩野義製薬 | アルファベット、J&J |
積立購入する日は、20日前後。20日ときっちり決めてしまうとかえってしんどいので、この辺はアバウトでやっています。
2021年5月20日前後は、ゴールデンウイーク後に一気に下げてきた日経平均株価が下値でウロウロしているようなステージでした。新型コロナウィルス感染拡大のリスクが一段と意識されていたのかもしれません。
アメリカ市場も高値の恐怖から少し調整している局面でした。
そんな中で、「花王」も日経平均株価に引きずられるように下落。ここ1年半ぐらい花王の株価はダラダラと下げていて、まったく良いところがないですね。コロナ感染が終息して、化粧品の売上が伸びてくれば少しは持ち直してくるかもしれません。まあ、会社自体は、しっかりしているのであまり心配はしていませんが。。。
「日本電産」も5月は下げ基調でした。しかし、こちらは花王と違って昨年夏より株価がかなり上げてきたので、その反動ですこし調整が入っているという感じ。パソコンや産業用のモーター製造を手掛けている会社ですが、今後、電気自動車に使用されるモーター開発に力を入れていくようなので、開発がうまくいけば業績は長い目でみても好調を維持していくかもしれませんね。
次に「シスコシステムズ」。昨年はアメリカのIT銘柄の株価がかなり上昇していく中で、シスコシステムズはなかなか上昇してきませんでしたが、ここに来て見直し買いが入って来ている感じがします。ネットインフラには欠かせない企業ですからね。
もちろん、同じ銘柄に積み立て投資をするのではなくて、その月に気になった企業や割安になっている別の銘柄に新規投資するのもありだと思いますし、その方が楽しいかもしれません。
ただ、ここではそういう企業分析に時間をかけなくても、利益をだすことができるのかを試しています。投資初心者の方目線でのトライアルです。
PayPay証券でこれまでもらえた配当金をまとめてみた
5月も配当もらえたのかな?
5月は日本株の方では、配当はありませんでした。
米国株の方では、「P&G」から20円、「シスコ システムズ」から20円の配当金が出ています。
ということで、5月の配当金の合計は40円でした。
これまでの配当金の累計は以下のようになっています。
銘柄 | 配当金額 |
キーエンス | 15円 |
ローム | 52円 |
伊藤忠商事 | 96円 |
花王 | 42円 |
ニトリ | 19円 |
日本電産 | 11円 |
塩野義製薬 | 21円 |
信越化学工業 | 23円 |
日本オラクル | 13円 |
配当金合計 | 292円 |
銘柄 | 配当金額 |
マイクロソフト | 36円 |
P&G | 82円 |
アドビ | 0円 |
アマゾン | 0円 |
モンデリーズ | 56円 |
シスコ システムズ | 78円 |
アルファベット | 0円 |
J&J | 53円 |
3M | 60円 |
配当金合計 | 365円 |
日本株では伊藤忠商事の配当が多いね。米国株では、P&Gやシスコシステムズの配当が多いね
そうだね。日本の商社は配当金額が高め傾向にあるね。米国では、生活に根ざした企業が配当を多めに出しいるみたいだね。
アマゾンやアルファベットのような新興企業は配当を出すより、成長分野にお金をまわし、収益基盤をしっかり確保することに注力します。一方で安定的な収益基盤ができた企業は配当を手厚くすることで株主に魅力を与えようとします。
5月末までの1年9ヶ月で合計66,000円投資して配当金は657円。
日本の大手銀行に数百万円を貯金していても年間の利子は数十円。そう考えると6万円の投資で657円の配当金はかなりお得ですね。
2021年5月末の運用結果と損益率
それでは、5月の運用成績を見ていきましょう。
まずは日本株の成績から
<5月末>
2021年5月末の損益率を表にまとめました
日本株は株価が堅調な企業とそうでない企業とで二分されてきています。
堅調な企業としては半導体関連の「ローム」、「信越化学」。精密機器関連の「日本電産」、「キーエンス」。そして、総合商社の「伊藤忠商事」。
一方で、イマイチな方の企業は「ニトリ」、「花王」、「塩野義製薬」、「日本オラクル」。
世の中のIT化が進み中で、やはり半導体はますます必要数が高まってきていますし、一大産業の自動車関連が電気自動車に舵をとってくる中ではそこに部品を提供する企業には有利な時期なのかもしれません。
どちらかというと、生活防衛銘柄の方が株価がイマイチの結果になっています。
「ニトリ」は昨年、巣ごもり需要を取り込み、好業績期待から株価が上昇していましたが、今は下落しています。ニトリの一部の珪藻土商品からのアスベストの検出があり、商品自主回収をしている影響もあるかもしれませんね。
企業は常になんらかのリスクをしょって利益を追求しているので、リクスが表面化した時の株価下落は避けられないですね。
という風に、新型コロナウィルスが蔓延して以降、株価では「勝ち組」「負け組」がはっきりするようになってきていて、5月もその傾向は変わりませんでした。
日本株の5月の成績は、プラス 16.5%。(4月の18.6%から少し落ち込みました)
次に米国株です
<5月末>
米国株式市場は、5月も日本市場と比べると好調な月でした。
日本株の「花王」「塩野義製薬」「日本オラクル」のような株価がマイナス圏に沈んでいる企業がありません。「花王」と似たようなビジネスをしている「P&G」もプラス圏に入ってきていますし、お菓子メーカーの「モンデリーズ」もプラス圏に浮上してきました。
米国株は2020年の8月まで強かったですが、それ以降は日本株の方が好調でした。しかし、ここに来て様相が逆転。日本株が軟調で米国株が好調な印象ですね。
そして、YouTubeを展開している「アルファベット」。業績が好調ということで、大きく株価を伸ばしてきました。
僕もそうですが、結構、YouTubeを見ている人、多いですよね(笑)
5月の米国株は少し前とは打って変わって好調な結果となりました
米国株の5月の成績は、プラス28.3%。(4月の28.3%から変動ありませんでした)
日本株と米国株の合計の結果は以下ようになりました(配当込みです)。
<トータル>
損益額:+ 14,763円
評価損益率:+ 22.4%
5月も日本株が米国株の足を引っ張ってしまった感じです
運用状況を受けての所感
いつもように運用当初からの月別損益率をグラフにしてみました。
まずは、日本株と米国株の比較です。
どちらとも上下しながら、右肩上がりではありますが、時期によっては上昇率、下落率に違いがあります。
・2020年8月 米国株が大きく上昇
・2020年11月 日本株が大きく上昇
・2021年4月 米国株は上昇、日本株は下落
現状では米国株の方が日本株を上回っていますね。
一年前の2月、3月は、なぞ多き新型コロナウィルス感染拡大で金融市場にも波乱が起き、PayPay証券での運用も一気にマイナス圏に突入してしまいました。
ところが、その後、各国の中央銀行の政策の効果もあり、株価はまさにV字回復。
各企業の株価は上下を繰り返していますが、全体的には2020年11月にワクチン開発ができた報道を受けて株価はさらに勢いづいていきました。
足元では、ワクチン接種が進むアメリカと感染拡大が続く日本とでは、株価も明暗が分かれた感じで、日本株は弱く、米国株は比較的堅調あるいは大きく株価を伸ばした企業もありました。
各国が低金利政策に動いて状況下で、その低金利を利用してお金を調達する機関投資家。金融市場へその資金を投入し、儲けようとする人々が増えてくると相場の乱高下が激しくなることも今後想定できます。
「バブルは弾けてみないと分からない」と良く言われます。僕自身もまだ世界の株式市場は上がると思っていますが、あまり楽観し過ぎるのも良くないかもしれません。
またそれとは別に、米中の覇権争いが進むとそれに巻き込まれる企業の業績はどうなっていくのか?
コロナ感染、米中覇権争い、イラン核合意問題、脱炭素化に向けた各国、各企業の商品開発競争など、金融市場に影響を与える課題が多い年ですね。
引き続き、検証していきますね!
それにしても新型コロナウィルス、しつこいね
そうだね。一刻も早い終息を願います。
皆さん、引き続き、良く食べ、良く寝て、免疫力を高めて新型コロナウィルスにやられないようにしていきましょうね!
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