こんにちは、おっとりだけど、しっかり稼ぐサラリーマン投資家のヨウタロウです。
ここでは、ロボアドバイザーのテオ(THEO)について書いています。
銀行に貯金しているお金を少しだけロボアドバイザーに任せてみようかな?!
でも、大丈夫かな?
そんなふうに考え始めた方の参考になれればと思います。
それでは、運用中の成績を公開していきますね。
(NISA、イデコ、ワンタップバイの運用成績も公開しています! → )
僕のテオ(THEO)での運用スタンス
僕がテオ(THEO)で運用を開始したのは2019年8月9日。
今回は、運用開始から1年5ヶ月が経過した2020年12月末までの成績です。
テオでは、初期の必要投資金額は1万円からスタートできるのですが、ウェルスナビと比較するため10万円からスタートさせました。(当時、ウェルスナビの初期最低必要金額が10万円からだったので)
資産運用方針は、テオのアンケートに答えた結果、「値上がり益重視」になり、これを採用しています。
また、「THEOにおまかせ」設定にして運用。
そして、以下が僕のテオ(THEO)での基本運用スタンス。
・初期投資額10万円(2019年8月)
・翌月から毎月1万円の積立投資
・毎月の積立以外に相場が大きく崩れた時など状況に応じて、臨時で買い増しを行う
2020年の3月は新型コロナウィルスの影響で急落したので、買い増しをするチャンスだったんですが、僕の主戦場である「株式の個別銘柄の選定&購入」にバタバタしていたので、結局、テオの買い増し手続きを失念していました。
でも、2020年4月から7月までの3ヶ月間は積立を「1万円」→「2万円」に増額。
そして、相場が高値まで戻してきた8月には、また「1万円」に戻しました。
テオ(THEO)での資産内訳と資産評価額
これが、テオが設定した僕のポートフォリオです(値上がり益重視)
おおよそ、資産の半分程度(49%)をリスクが比較高いと言われる株式に投資しています。
内訳は、「米国の成長株」「米国の割安株」「日本株」「新興国全体の株式」「ユーロ圏の大型株」となっています。
そして、38%程度を安全資産と言われる債権に投資。
内訳は、「米ドル建て投資適格債」「アメリカ政府機関が発行・保証した住宅ローン担保証券」「米ドル建て投資適格債」「先進国の国債」などとなっています。
最後に、13%程度をインフレヘッジの資産として、「アメリカのリート・不動産株」「金(現物)」「アメリカの物価連動国債」などが組み入れられています。
資産別の収益率の表が下記です
収益狙いのグロース(株式)は、「プラス 19.98%」と堅調。
配当・利子狙いのインカム(債権)は、「プラス 5.55%」と期待通りですが、
インフレヘッジの資産が「マイナス11.58%」と足を引っ張っていますね。
新型コロナウィルスの影響で相場が不安定になったため、実物資産としての金(Gold)は値上がりしましたが、リートや不動産は経済の停滞をうけて世界的に値下がりしていますので、その影響を受けているのだと思います。
12月末のテオの成績です
評価益は、プラス 7.42% です。まずまずの成績と言えるでしょうか。
テオ(THEO)での運用状況のまとめ
次に運用1年5ヶ月間の経過を月別で表にまとめてみました。
累積投資額 | 月末結果 | リターン | 損益率 | |
2019年 8月 | 100,000円 | 101,184円 | 1,184円 | 1.18% |
9月 | 110,000円 | 113,711円 | 3,711円 | 3.37% |
10月 | 120,000円 | 126,979円 | 6,979円 | 5.82% |
11月 | 130,000円 | 139,332円 | 9,332円 | 7.18% |
12月 | 140,000円 | 151,853円 | 11,853円 | 8.47% |
2020年 1月 | 150,000円 | 160,404円 | 9,904円 | 6.58% |
2月 | 160,000円 | 162,591円 | 2,091円 | 1.30% |
3月 | 170,000円 | 154,486円 | – 16,014円 | -9.39% |
4月 | 190,000円 | 181,974円 | – 8,526円 | -4.48% |
5月 | 210,000円 | 207,140円 | – 3,360円 | -1.60% |
6月 | 230,000円 | 231,322円 | 822円 | 0.36% |
7月 | 250,000円 | 254,204円 | 3,704円 | 1.48% |
8月 | 260,000円 | 272,569円 | 12,069円 | 4.63% |
9月 | 270,000円 | 276,639円 | 6,139円 | 2.27% |
10月 | 280,000円 | 280,761円 | 761円 | 0.27% |
11月 | 290,000円 | 301,304円 | 19,804円 | 6.82% |
12月 | 300,000円 | 322,801円 | 22,301円 | 7.42% |
さすがに、2020年3月の急落相場では、評価益はマイナスになってしまいました。そこから3ヶ月後の6月になりようやくプラス転換。
8月にはアメリカのハイテク株がかなり上昇した影響で、テオも評価益4.63%まで回復しましたが、9月、10月とまた評価益を減らしました。これはテオだけでなく、世界的に同じような感じでした。
損益率もグラフにしてみたよ
2020年3月の急落からV字回復し、ようやく12月末になって「プラス 7.42%」と昨年12月の高値まで近づきつつあります。
テオ(THEO)での運用の所感
僕はこの手の運用では5%~6%程度の運用益があれば良しとする考えなので、2019年末の8.47%という運用益には満足していました。
ところが、2020年の年始から新型コロナウィルスの脅威がだんだんと認識されるようになり、3月には世界的な金融パニックに落ちりました。
こうなると、やっばり資産運用なんてしないで現金で持っている方が安全だな~ってなりますよね(笑)。
ところが、2020年後半になると株式市場は高値を更新してきます。まだまだ経済活動は制限をされたままなのに。
こうなると、一転、何かに投資しておけば良かったな~となってしまいます。
結局は、目先の局面に左右されないで、コツコツ積み立て投資しておくのが良いのかもしれません。
テオでは運用額に応じて0.6%~1%の運用手数料がかかりますが、世の中にあるたくさんのリスク資産から自分で的確に商品を選ぶ手間を考えると、テオ(THEO)のようなロボアドバイザーはむしろお手頃で良い運用かもしれません。
果たして本当にそうか?
引き続き、運用報告しながら検証していきますね!