こんにちは、おっとりだけど、しっかり稼ぐサラリーマン投資家のヨウタロウです。
今回の記事は、今話題のロボアドバイザーウェルスナビ(WealthNavi)についてです。
「働く世代に豊かさを」がキャッチフレーズのウェルスナビ。
その名の通り、僕たちを富の世界へ導いてくれるのか?
いったいどんな商品なんでしょう?
僕も実際にWealthNaviで運用を始め、検証開始!
ウェルスナビのセミナーにも参加してみました。
それでは、ウェルスナビについて一緒に勉強していきましょう。
ウェルスナビセミナーに実際に行ってみた感想
僕自身、2019年9月21日に東京渋谷のTKPガーデンシティ渋谷で開催されたセミナーに行って来ました。
セミナーに訪れた人は50人前後。男性が7割、女性が3割ぐらいだったでしょうか。
年齢層は20歳後半~70歳ぐらい。わりと幅広い年齢層だった気がします。
みなさん、まじめそうでコツコツお金を増やしていきたいタイプかなっという印象を受けました。
講師の方は証券会社からウェルスナビに転職された方で、ハキハキとわかりやすい説明を展開されていました。
特に為替リクスの説明に力を入れていたように感じ、結論的には長期投資なので気にせずにコツコツ投資することの必要性を説かれていました。
過去20年間のドル/円の平均値はだいたい107円ぐらいだったそうです。
僕がセミナーで印象に残っているのは、最後の質問コーナーで60歳代と思われる壮年の方が、ある証券会社のファンドラップで30%も損失をだしたと嘆いていたこと。
投資した時期も悪かったんだと思いますが、基幹商品であるファンドラップで顧客に30%も損失ださせるなんてとんでもない証券会社だなと思いました。
みんな大事なお金を投資するわけですからね。
ウェルスナビで取り返して欲しいものです。
ウェルスナビはどっち?コア運用とサテライト運用の違い
皆さん、「コア運用」「サテライト運用」という言葉を聞いたことがありますか?
コア運用? サテライト運用?
「コア運用」とは資産運用の中核として、中長期的な安定収益を期待する運用部分のこと。
一時的に高いリターンを得ることよりも、継続的に安定した収益をあげることを目指す運用。
分散投資をして、市場動向の変化に合わせて資産配分の見直しを行っていきます。
「サテライト運用」とは一時的な高いリターンの獲得を目指し、特定分野に集中投資する積極運用部分のこと。
サテライトはコア(核)をとりまく衛星です。
相場変動をうまくキャッチして、投資分野を機動的に選択することで、高いリターンを目指します。
コア運用はどちらかと言うと「守りの運用」、サテライト運用は「攻めの運用」。
そして、「コア運用」と「サテライト運用」の比率をどの程度にしていくかも運用には大切です。
WealthNaviのセミナーでは7:3 ぐらいが程よいと説明されていました。
僕も過去を振り返れば日本株を中心に短期・中期売買でトレードをしてきましたが、ここ数年はコア運用の必要性を感じていて、その比率を高めようと時間をかけて調整しているところです。
ウェルスナビは、まさにこの「コア運用」にあたる商品です!
ウェルスナビの成り立ちと概要
WealthNaviの設立は2015年4月。
2019年9月での利用者数は15万人。預かり資産は1700億円を突破!
わずか4年半で1700億円は驚異的だね。
すごいね!
どんな会社なの?
WealthNaviの設立者はCEOの柴山和久氏。
柴山氏は東大卒の元財務官僚でイギリスの財務省にも出向した経歴の持ち主。
その後、コンサルティング会社で機関投資家向けに10兆円規模のリスク管理と資産運用のアバイスしてきた、まさに金融のプロ。
柴山氏の奥様はアメリカ人で、あるとき奥様のご両親から資産運用の相談を受けたとのこと。
その時、自分の両親と奥様の両親の金融資産に10倍ぐらいの差があることに気づき、日本とアメリカの資産運用への意識の違いと金融サービスの差が結果的に大きな金融資産のひらきになっていることに驚いたそうです。
もちろん、アメリカ人の奥様のご両親の方が資産が多かったよ
このことがウェルスナビを設立したきっかけとなりました。
誰でも安心して利用できる資産運用のインフラを提供することが柴山氏の願い。
そのためのシステム開発に力を入れています。
なんとウェルスナビの従業員の約半数がエンジニアとのこと(2019年9月)。
テクノロジーの力で世界の富裕層が行っている長期・積立・分散の資産運用を誰でも手軽にできるように日々、開発を推し進めています。
投資初心者に嬉しいWealthNaviの機能
分散がキモ!ウェルスナビのポートフォリオ構築
WealthNaviは、1990 年にノーベル賞を受賞したハリー・マーコビッツ氏が礎を築いた現代ポートフォリオ理論をベースとするアルゴリズムで、最適なポートフォリオ(資産の組み合わせ)を構築。
長期・積立・分散の資産運用の中で、最も難易度が最も高いのが「分散」です。
この「分散」をしっかり考えてポートフォリオを作成している点が非常に魅力的。
「金(Gold)」を組み入れているところもWealthNaviの特徴かと思います。
また、利用者のリスク許容度をアンケートで診断し、許容度に応じたポートフォリオを「5 段階」提供しています。
出所:WealthNavi(株)ホワイトペーパーより
リスク許容度 「1 → 5」になるに連れてリスクが増えるけど、期待リターンが高くなります。
リスク許容度の判断は、利用者の『年齢』『年収』『金融資産』についてのアンケートから客観的なリスク許容度を算出し、さらに『投資目的』『急落時の対応』という主観的な回答に応じた調整を加えることで最終的なリスク許容度を算出。
ヨウタロウ兄ちゃんは、リスク許容度 5 だったね。
うん。
でも、WealthNaviの許容度判断に必ずしも従う必要はなく、最終的には自分で選択できるよ。
そして、WealthNaviは国内外の運用会社から手数料や広告料など一切受け取らないことで独立性を保ち、利用者の利益を最優先にしています。
こういうところも、僕は評価できると思います。
ベストな銘柄選択と自動リバランスで初心者も安心
ウェルスナビでも他社ロボアドバイザーと同様に長期的な視点で資産の安定的な成長を狙い、資産の種類ごとに最良と考えられる ETF を選定。
約50カ国11,000銘柄以上に国際分散投資を行い、世界経済の成長を資産に取り込もうとしています。
セミナーの説明を聞いていると、かなり厳密にETFを選定している印象を受けました
☑市場の全体的な動向を示すパッシブ(時価総額加重)型インデックスに連動するETF のみを選定
☑純資産総額が十分にあり、かつ足もとで総口数が急減少していない上場廃止リスクが非常に小さい銘柄
☑いつでも適正価格で取引可能な一日の取引高が一定金額以上ある銘柄
☑投信法にもとづき金融庁への届出がされている銘柄
☑上記4つの条件を満たす銘柄の中で、低コストのものを選択
なるほど。
他にもWealthNaviならではの特徴はあるのかな?
ウェルスナビは「ミリトレ(少額ETF取引機能)」を導入しています。
これは、ウェルスナビが買ったETFを、利用者と1000分の1単位で取引する仕組み。
実は、個人投資家が最適な配分を自分で実現しようしても不可能なのが現実。
なぜなら、目的の銘柄を「5千円分だけ買いたい」と思っても金額を指定して買うことができないからです。
こうした問題を解消するために「ミリトレ」を導入し、ETF 1口を1000分の1単位で利用者に提供できる機能を持たせています。
そして、リバランス機能。
運用開始時に最適ポートフォリオを構築しても、銘柄ごとに値動きが異なるため、時間の経過と共にポートフォリオ内の配分比率は徐々に変化していってしまいます。
WealthNaviはバランスの崩れたポートフォリオを自動で最適な状態に修正。
このリバランスはそれぞれの利用者が運用開始した時期を把握して行っているとのこと。
ひとりひとり、リバランスの時期が異なっているということだね
ロボアドバイザーにまかせることで初心者が陥りがちな心理的な壁に邪魔されることなく、適切な資産配分の維持や為替などのリスクの分散を合理的な判断で実現することができます。
WealthNaviの分配金は?再投資と税金最適化が自動で便利
現在、WealthNaviが投資している銘柄の中には、分配を予定している銘柄があります(2019年9月)。
発生した分配金は、利用者のポートフォリオの現金部分に入金・反映され、この現金部分が資産評価額の0.4%以上(目安)となると自動的に追加投資されます。(※ただし、買付を行うためには、最低でも現金部分として「1,000円と約3ヶ月分の手数料」(目安)が必要となります。)
分配金を引き出して、お小遣いにしたい!
もちろん、分配金を引き出して使用することは可能だよ。
でも、分配金を引き出さずに再投資を続けることで、複利効果による資産の成長が期待できます。
出所:WealthNavi ホームページより
やっぱり、再投資する
ハハハ
さらに、ウェルスナビでは便利な「DeTAX(デタックス:自動税金最適化)機能」を有しています。
初心者の方には分かりづらいかと思いますが、配当金の受け取りやリバランス時の売却により生じた利益には税負担が生じ、この税金の支払いにより運用額が減少することで投資効率の低下をまねく恐れが出てきます。
しかし、ポートフォリオの中に含み損がある銘柄があれば、これを売却し損金を実現化することで、配当金などで生じた利益と相殺して税負担を繰り延べられる可能性があります。
このような作業も個人でやろうとすると、結構面倒です。
WealthNaviでは一定の条件のもとで、このような税金最適化のための取引も自動的に行ってくれます。
この機能は非常に便利です!
ウェルスナビは手数料負けする?
このような資産配分を作り上げてくれる金融商品は便利ですが、手数料面で分かりづらいことがあります。
例えば追加投資をしてETFが新たに購入される度に売買手数料を取られるなど。
「えっ、えっ、そうだったの?!」みたいな(笑)。
ウェルスナビの手数料は預かり資産の1%とシンプル!
当月分の手数料をポートフォリオの現金部分から翌月第1営業日に引き落とされます。
わかりやすくて良いと思います。
ただ、WealthNaviが想定している平均利益年率は4%~6%。
仮に、年率5%として100万円投資したら一年後の5万円の利益に対して、手数料が1万円。
これを高いと思うか、世界の富裕層が行っている長期・積立・分散の資産運用を手軽に利用できているんだから安いと思うか。
この辺は意見が分かれそうですね。
ウェルスナビのお得なキャンペーンはいつ?
お得なキャンペーンないのかな?
そうだね。どうせなら、キャンペーンを利用して申し込みたいよね。
ウェルスナビでは、随時、キャンペーンを実施しています。
①友人応援キャンペーン (実施期間:2019年11月1日~2020年1月8日)
キャンペーン期間中にWealthNaviの招待を受け、新規で資産運用を開始されたお客様
招待を受けたご家族・ご友人に1000円プレゼント(招待者には特典はありません)
②新CM記念キャンペーン (実施期間:10月5日~11月29日)
なんと唐沢寿明さんがCMに登場!
20万円以上を入金すると、入金額に応じて最大5万円をプレゼントするキャンペーン!
③積立開始キャンペーン (実施期間:8月22日~11月21日)
3ヵ月連続で自動積立を行った方に、積立額に応じて最大20,000円をプレゼント!
WealthNaviで運用をお考えの方は、キャンペーン情報のチェックも怠りなく!
実践!ウェルスナビ投資の実績公開
僕も実際に運用を開始してみました。
2019年8月3日に10万円を入金し運用をスタート。
積み立ては毎月1万円です。
2019年9月26日現在では、プラス4,845円(+4.4%)となっています。
WealthNaviに興味を持ち始めている読者さんのために、継続的に運用報告していきますねw
まとめ
ウェルスナビは「長期・積立・分散」の資産運用を全自動でお任せできる資産運用サービス。
世界水準の金融アルゴリズムでポートフォリオを構築し、約50カ国11,000銘柄以上に国際分散投資。
ロボアドバイザーの自動運用なので、初心者が陥りがちな心理的な不安からくる不適切な投資行動をはさまないで運用できる。
ヨウタロウ的には、初心者の方もウェルスナビで運用してみる価値はあると感じています。
だたし運用開始が10万円からなので、初期費用に余裕がない方はまずは10万円を貯めることから(^-^)/